◆ジュエリー&アクセサリー コラム◆ 〜ジュエリー・アクセサリーをもっと楽しんでもらうために〜 |
〜金属について〜
〜金属のお話〜
寒さも和らいできて身に着けるジュエリー・アクセサリーも
涼しげなデザインに変化していく時期。
プラチナやホワイトゴールドなど白い色の金属は日本人に好まれ
特に夏は人気が出ます。
また最近は若い層を中心にゴールド・金色の金属も人気がありますね。
それぞれに異なる金属の特性を簡単にご説明です。
ちょっとした知識として知っておくとお役に立つかもしれません。
プラチナについて
■プラチナは希少性が高く、高価な金属として特に日本人に人気があり、婚約・結婚指輪にもよく使用されています。
プラチナは他の金属に比べて採出量が少なく、約1トンの原鉱石からたったの3グラムしか採出されません。
有史以来発掘されたプラチナの総量は約4000トンで6m四方の立方体の大きさと同量しかないのです。
■純度は100%をPt1000と表記されPt1000・Pt950・Pt900・Pt850の4品位制で表されます。
リングの裏やネックレスのプレートを見ていただくとプラチナと認められたジュエリーには
必ず850以上の品位の刻印があります。ですが最近は地金価格高騰の影響を受けて
実際には、K18の品位にあたるPt750、K14にあたるPt585、さらにPt505製品が
市場に供給されて議論を巻き起こしています。これは、海外でも同じ傾向があります。
白金合金の品位の定義は千分率ですが、他の金属などの百分率と混同されることがあり、
この錯誤を意図的に誘発させる詐欺的なPt100製品もあるので注意が必要です。
■プラチナを和名で表記すると『白金』となります。この『白金』は『白い金属(金)』=『ホワイトゴールド』
と感違いされやすいのですが、ホワイトゴールドは金をベースにした金属なのでプラチナとは異なります。
最近は英語表記が一般的ですが、覚えておくと役にたつかもしれません。
■ゴールド(金)は柔らかくて加工がしやすく、重くて光沢ある黄色(金色)をしています。
非常に薄く延ばすこともでき、装飾品として古くから使われている代表的な金属です。
■ゴールド(金)の単位はカラットで表記されますが、日本では『金』という略称のほうが知られています。
純度は24分率で表され、純度100%がK24(純金)となりジュエリーなどでよくつかわれる
K18(18金)は純度75%のゴールドとなります。
最近では地金価格高騰の影響もありK14・K10などもよく耳にするようになりました。
■ゴールド(金)に他の金属を加えて作られるゴールドをカラーゴールドと呼び、
混入される金属の種類によって色が変わります。
18金の成分全体を100%としたときに・・・・・
・75%を金、25%を銀と銅の合金にした場合、一般的にK18といわれるイエローゴールド
・75%を金、25%を銀と銅とパラジウムの合金にした場合、ピンクゴールド
(綺麗なピンク色を出す為に25%中、銅の割合が多くなります)
・75%を金、25%を銀と銅とパラジウムの合金にした場合、ホワイトゴールド
(美しい白色を追求するためにロジウムコーティング<鍍金>が施されています)となります。
■銀は、その白い輝きから古くからジュエリーとして広く利用されてきました。
貴金属のなかでは比較的産出量も多く安価であるため、日本では特に若者向けのジュエリーとして人気がありますが
最近では幅広い層の方に好まれています。
ゴールド(金)と同じく柔らかく加工がしやすい金属です。
■純度は1000分率で表され、純度100%がSV1000(純銀)となり,
ジュエリーなどでよくつかわれるSV925は純度92.5%のシルバーとなり銀と銅の合金となります。
ゴールドと同じくカラーシルバーもありますが、銀色のタイプが一般的です。
■シルバー製品はよく変色すると言われていますが、これは大気中の水分と亜硫酸ガス・硫化水素
により変化して黒くなったり、硫黄含有食品やゴムの中にある硫黄が作用して
黒くなると言われています。これは銀の硫化と呼びます。
また、SV925のように銅との合金になると、銅が酸素と結びつきが早く酸化しやすい性質を
もつ為、変色を起こします。銅は酸化しますが銀は酸化しません。
なので純銀の製品の方が変色は起こしにくいのです。
SV925のジュエリーが変色を早く起こすのは硫化と酸化の効果が合わさる為です。
ジュエリーを身につけたまま温泉に入ってはいけないのはこのシルバーが硫黄に反応してしまうせいです。
また硫黄分は汗にも含まれるので注意が必要です。